見沼代用水が世界かんがい施設遺産に

浦和の暮らし

2020.01.29 UP

浦和の小学校に通った人は必ずこの見沼代用水について勉強します。見沼代用水とは、江戸時代に利根川から水を引き、今でいう鴻巣、伊奈、大宮、浦和、川口と一帯を開拓して見沼たんぼといわれる田んぼを作ったのです。

これによりこの地域の生産性は格段に上がり、今の街があるといっても過言ではありません。

そんな見沼代用水が「世界かんがい遺産」に認定されました。世界かんがい遺産とは、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的なかんがい施設を国際かんがい排水委員会(ICID)が認定・登録する制度、いわゆる世界遺産で地元民としては誇らしいですね。

また、見沼代用水にはもうひとつ重要や役割があるのです。むしろ農業に携わっていない人はこの用途はかなり重要ではないでしょうか。

それは治水。見沼代用水ができる前までは、綾瀬川と芝川が合流する、今でいう越谷市からさいたま市緑区(浦和美園あたり)は何度も氾濫を起こしていました。

この氾濫を防ぐのにも見沼代用水が大いに役立っているとされています。

実際、2019年10月の台風19号の際にも、多少はこの地域の氾濫はあったものの。水引きが良く翌日にはある程度引いたのはこの見沼代用水も大きかったとされているのです。

いわば川を作ってしまったわけで、これを江戸時代に考え付くのはほんとスゴイことで歴史ロマンを感じてしまいます。

さいたま市緑区野田など  最寄駅:SR浦和美園駅から徒歩20分